金利、条件、途中解約、再クレジットなどの注意点

事故ったら終わり!?

DAIHATSU(ダイハツ)の『ワンダフルクレジット(残価設定クレジット)』は
ホンダや日産などの他のメーカーのワンダフルクレジットと
内容が違うなど注意する点がいくつかあります。

 

それらについて確認していってみましょう。

 

金利

 

ダイハツのワンダフルクレジットは金利が
店舗ごとに違います。

 

ホンダのように全国一律3.9%という事は
ありません。

 

タントやコペンなどの人気の車も
店舗によって変わる場合があります。

 

余裕があったら金利の安い店舗を探して
他県まで遠征してみるのも手かもしれません。

 

店舗によっては特定の車は
金利が安いという
キャンペーンをやっているようです。

 

2015年3月の時点では
ワンダフルクレジットはネット上で
シュミレーションができません。

 

なので、ちょっとめんどくさいですが
近くのダイハツの店舗に
電話して聞いてみると良いかもしれません。

 

残価保証の条件

 

ダイハツのワンダフルクレジットは契約終了後に
所定の条件を満たさないと
残価を保証してくれません。

 

つまり、場合によっては
契約修旅後に
超過料金など清算金が
発生するかもしれません。

 

清算金などが発生せずに
残価が保証される条件は
以下のとおりです。

 

○契約期間ごとの走行距離が以下の範囲内
・3年契約(40000km)
・5年契約(60000km)

 

○査定減点が50点以下

 

走行距離の場合は1km超えるごとに
5円の超過料金が請求されちゃいます。

 

例えば5年契約のワンダフルクレジットの場合は
5年で60000kmまでならOKです。

 

ただし、60001Kmになってしまうと
5円の超過料金を払えこの野郎!
と言われてしまいます。

 

次に査定ですが、中古車査定基準で
減点が50点以内であれば
残価が保証されます。

 

この点数は1点=1000円で計算されます。

 

なので、減点が51点になると
1000円分の精算料金が
発生してしまいます。

 

これらの条件はダイハツの全ての車種で
同じだそうです。

 

事故

 

ダイハツのワンダフルクレジットで事故を起こした場合は
要注意です。

 

基本的にワンダフルクレジットの場合は
契約期間中は車の名義は
あなたのものではありません。

 

名義はリースなどを担当している
会社のものになります。

 

事故を起こした場合は
契約終了時の残価に大きく影響します。

 

車の全損などの大きな事故の場合は
規定の損害金を支払って
中途解約ということになります。

 

この損害金については車を買った
販売会社の店舗と
話し合って決定するようです。

 

正直、事故を起こしてしまった場合は
販売会社側には知られたくない
隠したいという気持ちになってしまいますよね。

 

ですが、いずればれる可能性が高いです。

 

事故を起こしたら
すぐに販売会社に連絡したほうが良いと思います。

 

軽い事故なら規定の範囲内であれば
残価は保証されると思います。

 

ダイハツのワンダフルクレジットの場合は中古車査定を
元にした減点が50点以内なら
残価が保証されます。

 

途中解約と一括返済

 

ダイハツのワンダフルクレジットは途中解約できるのか?
気になる方も多いと思います。

 

結論から言うと、中途解約はできます。

 

ちなみに中途解約する場合は
その時点での残りの支払額を
一括で支払う必要があります。

 

この時の支払額は残価も
含めた金額になります。

 

一括で支払って車を買い取ることになります。

 

要するに一括返済と同じです。

 

例えば、車体価格200万円のムーヴを
5年契約、残価50万円でワンダフルクレジットに
申し込んだとします。

 

残価が50万円なので
残価を除いた5年間で支払う金額は

 

200-50=150

 

150万円です。

 

この5年契約のワンダフルクレジットを
契約してから2年後に解約する場合を
考えてみましょう。

 

2年間の分割払いで
すでに60万円払ったとすると
中途解約で支払う金額は

 

150-60+50=140万

 

支払う金額は残価も含めるので
140万円になります。

 

途中解約する場合は140万円払って
車を自分のものに出来ます。

 

しかし新車に乗り換えたり、返却する場合は
その時点でのムーヴの価格で
支払いの140万円にあてるということができません。

 

例えば、途中解約した時点での
ムーヴの中古車相場の価格が
90万円だとします。

 

そうするとこの90万円を
支払いにあてようと思って

 

140-90=60万円

 

契約から2年後に中途解約して
新車に乗り換えたり、返却する場合は
60万円払えばいいんだよね!!

 

というわけにはいかないので
気をつけましょう。

 

そのようにしたい場合は
まず最初に140万円払って
ダイハツからムーヴを完全に買い取ります。

 

その後、どこかの高く売れる
中古車買取店でムーヴを
売るのが良いと思います。

 

実際の金額は利息などがあるので
もっと細かくなりますが
だいたいこのようなイメージです。

 

ただし、途中解約の場合は
その時点での残価は
保証されません。

 

その時の中古車相場によっては
車の価格が下落して
かなり安くなってしまうかもしれない
危険性があります。

 

例のムーヴのケースで考えると
最悪、最初に設定した残価の50万円より
安くなってしまうかもしれません。

 

そうするとかなり損です。

 

途中解約する場合は
このようなリスクを考えないといけません。

 

また、契約期間中に
大きな事故などを起こして
車が全損した場合は強制的に
中途解約となります。

 

その場合は一括返済金に加えて
さらに損害金を払う必要があります。

 

くれぐれもワンダフルクレジット中の事故には
注意しましょう。

 

万一の時のために
任意の自動車保険には
入っておいた方が良いと思います。

 

ちなみに自動車保険の比較、見積は
以下のサイトがおすすめです。

 

 

ダイハツのワンダフルクレジットですすめられる任意保険より
安いと思います。

 

良かったらチェックしてみてください。

 

早期一括返済、一部繰上返済

 

お金に余裕ができた場合は
早期一括返済や一部繰上返済がおすすめです。

 

ダイハツのワンダフルクレジットでは
早期一括返済は途中解約と同じ扱いです。

 

また、一部繰り上げ返済は
残念なことに、ダイハツでは
やっていないようです。

 

早期一括返済をする場合は
手数料などは無料です。

 

再クレジットについて

 

ダイハツのワンダフルクレジットでは
契約終了後に買取を選ぶと
残価の支払い方は
以下の2通りの方法があります。

 

・一括払い
・分割払い(再クレジット・再ローン)

 

再クレジットをする場合は
その時点で新たに申込審査が必要です。

 

審査の基準は特に
最初のワンダフルクレジットの申込の時と
変わりないと思います。

 

その時点で経済状況などが悪化していたり
金融事故などを起こしていなければ
普通に通ると思います。

 

ダイハツのワンダフルクレジットでは再クレジットの金利は
『5.9%』と結構高めです。

 

ですが、店舗によっては
金利が変わると思います。

 

また、再クレジットの契約期間は
1〜3年となるようです。

 

この辺りはダイハツの店舗によって
違うかもしれません。

 

お近くの店舗に聞いてみてください。

 

再クレジットの支払いが終わった後は
車は自分の物になります。

 

その他の注意点や特徴

 

・選べる車は?

 

ダイハツのワンダフルクレジットでは
基本的に乗用車の全車種でOKですが
店舗ごとに取り扱いの車が
違う場合があるようです。

 

・最終回の決断の締め切りは?

 

ワンダフルクレジットの契約終了後は

 

・新車に乗り換え
・返却
・買取

 

のどれかに決めないといけません。

 

この決断の締め切りですが
契約終了前の3ヶ月前に
決定する必要があります。

 

契約終了の6ヶ月前には
ダイハツ側から確認がくるようです。

 

ワンダフルクレジットの支払日は?

 

ダイハツのワンダフルクレジットの口座からの引き落としは
毎月6日か26日になります。

 

ワンダフルクレジットの支払い方法は?

 

支払い方法は口座引落のみとなっています。

 

クレジットカード払いはできないようです。

 

ダイハツのワンダフルクレジットのサービス内容や金利
取扱車種は全国の販売店舗によって
変わる場合があります。

 

また、ダイハツのワンダフルクレジットのサービス内容や金利などは
変更する可能性があります。

 

お申込前に必ず公式サイトで
最新情報をお確かめくださいね!

 

では、次にダイハツのワンダフルクレジットの
審査についてみてみましょう!

 

⇒審査に通る方法@基準